2013年10月21日

水戸岡さんのデザインに思う(奥山さんも)

昨日にTwitterで書いた内容をコピペしてまとめておきます。


10/15よりJR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の出発式があったのですが、デザイナーの水戸岡さん、式典で感極まったようですね。


そりゃあ、「ななつ星」って水戸岡さんの今までの方向性、望みを全て実現した「空間」ですものね。やりたいこと、ずっとやりたかったことが目の前に現れると感極まるのも判ります。
 
水戸岡さんのデザインの方向性は、鉄道の旅を「非日常の空間にすること」にあるような気がします。
九州の場合は高速道路(日常空間そのものである自家用車での移動)も発達していて、バスもすごく気軽。この「非日常」の反対の「日常」ってのが、自家用車なのですよね。最近のミニバンとかは「居間が走ってる」みたいなものだから。それに対抗するためには「非日常」な空間を創るしかない、と決めたのでしょう。JR九州は。で、徹底的にやったと。(素晴らしい)
※乗っててわくわくしますよね。

また、水戸岡さんのデザインは、駅やサービスも含めたトータルで行ってこその「非日常性」だと思うのです。少し「わくわく」した駅から、すごく「わくわく」した列車に乗ってこそ生きるのかなぁ、って。ただ、「わくわく」は毎日やらされると「飽きる」を通り越す部分が出来てしまうので少し抑える必要があるのかな、そんな九州だからあのデザインが受け入れられるのであって、鉄道での旅(移動)が日常的な人たち(特に東京近郊)には受け入れがたい部分があるのかなぁ、と思います。

だから、通勤電車は少し抑えめに作ってありますし、九州新幹線もなんやかんやでかなり大人しくなってる。ところが、「ななつ星」は絶対に毎日乗るモノじゃないので、思いっきり「非日常」で押し通せるのではないかと。そこが水戸岡氏が本領を発揮、いや、氏が思い描いていた姿じゃないかと。

一方、JR東日本の「スーパーこまち」をデザインした奥山さん。あの方はクルマのデザイナーだけあって、「どんな景色にも馴染む圧倒的存在感」を感じますね。E6系の甲種輸送でそう感じました。「毎日見ても見とれてしまう」みたいな。(ってフェラーリそのまんまじゃん)
ただ、奥山さんの場合はサービスまでのデザインではない。あくまでも車両デザイン。すなわち、JR九州の水戸岡さんとは方向性が全く違うと感じます。  

【結論】どちらも素晴らしいし、甲乙は付けることが出来ない。
posted by もぎり屋 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道
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