京阪電車の石山坂本線は軌道法に準拠していて、一部に併用軌道もあるので「路面電車」の仲間に入れられることが多いですが、大津の人はあれを「路面電車」とは思っていません。
あれは、汽車(東海道線)、湖西線(*)、路面電車(主に京都市電のことを指す)とはちがう「京阪電車」という分類の電車なのです。昔から住んでる人が皆そう言ってるので、決して、私だけの認識ではありません。
やはり、車両が高床で2両編成。そして路面からの乗降が無いのが理由でしょうか
最高速度70km/hで、それなりの速度で走ることも影響大ですね
ちなみに、併用軌道のある浜大津あたりに住んでいた人も、あれを路面電車とは呼ばなかったですね。
おそらく、旧「石山線」な、膳所・石山方面の方も同じだと思うのですが…。
じゃ、まだ京阪京津線が三条通を走っていた頃、沿線の住民がどう思っているかと、高校時代の同級生(三条神宮道付近に在住)に訊いたら「あれは路面電車」という答えが返ってきました。市電の一種という認識なのでしょう。路面から乗降する駅もありましたし。
なお、沿線(特に三条神宮道付近)では、ブレーキシューから発せられる鉄粉が、軒先や木に入って影響を受けてたおり、これを「鉄粉公害」と呼んで、これが地下鉄東西線建設の大きな理由となった、そうです。
京阪京津線は、ブレーキシューは鉄製にこだわってきましたからねぇ(今もそうじゃないかな)。
*1:湖西線については、蒸気機関車が走っていなくてほぼ全てが電車なこと、全線高架で見た目がずいぶん異なること、そして以前走っていた江若鉄道と区別するためにも、汽車でも国鉄でもない「湖西線」と呼ぶことが多かったです。
2013年08月17日
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