今回は、「途中駅巡り」を敢行しました。
訪問順と異なるのですが、まずは、山麓側の中間駅、梅屋敷駅。
こちらは、駅前には2〜3軒の民家があり、それ以上に、生駒聖天(宝山寺)に山上から入れる入口に当たる場所なので、ある程度の利用客がある…と思われます。屋根付きの待合室もあります。
山麓側に、歩行者専用の踏切(警報機付)があります。
もう一つ、山上側、梅屋敷駅と対になる位置にあるのが、霞ヶ丘駅。
こちらは、駅付近に何もありません。あるのは登山道のみ。
おそらく、梅屋敷駅と対になる位置であるため、だけで設置されたと思われます。
山上側に、歩行者専用の踏切(警報機付)があります。
で、山上線の2カ所の歩行者専用踏切ですが、こんな感じでして、線路の間が階段になっております。
また、ケーブルカーの太いフランジ車輪を通したり、2本のケーブルを通したりするため、かなりの隙間があいており、ケーブル動作中は、歩いていて若干の恐怖感を感じました。
(確かに、この構造だと、クルマの通れる踏切を設置しようとすると、必然的に「交換位置」しか選択肢が無くなる訳か…。宝山寺線(山麓側)のように)
なお、現在の山上線は、ほぼ「生駒山上遊園のアクセス」と「生駒山上遊園のアトラクションの一部」としての機能しかないようで、運転時間は9時から18時で40分間隔。
梅屋敷駅近くの民家からの通勤利用は見込んでいないようですね。ま、梅屋敷駅は宝山寺駅からそれほど遠くないので…。
なお、休日など多客時にはその間に、中間駅に泊まらない「直行」が随時運転され、20分間隔になるそうですが…。
こんな小さな「直行」サインなんて、いくら速度の遅いケーブルカーでも、見えませんって(^^;。
(しかも車両が派手だし…)
なお、私の行った日は生駒山上遊園が休園日という事で、当然、直行なんぞ走ってません。なので、中間駅の訪問は、徒歩と併用しております。いちおう登山道や参道が近くを通っておりますので、それほど時間をかけることなく中間駅巡りが出来ました。
(これで、私は、日本のケーブルカーの中間駅は全て制覇した事になる、と思うのですが)
タグ:生駒ケーブル